脳神経外科

これまで勤務してきた急性期病院では脳外科救急医療、脳外科手術に携わってきました。一方で頭の病気が見つかってもすぐに手術を要するものなのか、良性疾患でありそのまま経過観察で問題ないものなのかといった判断も外来患者さんに行って参りました。
脳神経外科で扱う病気は難しいイメージがあるかも知れませんが、全部が手術をしなければならないものではなく、きちんとした見極めをすれば普段の生活を心配なく続けられるものも多いのです。
「読谷紅いもクリニック」では脳神経外科専門医の経験を生かした診察を行い、患者さんの希望や必要に応じたMRIでの精密検査を行います。
病気の種類や症状をみて手術も検討する場合には、県内外を問わずこれまで築いてきた脳外科医同士の人脈を通じて適切な施設に治療を相談させて頂きます。経過観察は術後経過も含めて末永くフォローさせて頂きます。

また、各種スポーツキャンプの盛んな読谷村にこれまで脳神経外科医はいませんでした。これからはラグビーなどコンタクトスポーツだけでなく、各種スポーツの練習や試合中の頭部外傷に際しても脳神経外科専門医による神経学的な診察とアドバイスなどの指導、必要に応じたMRIでの精密検査も行えますので、ご相談ください。
スポーツに限らず、お子さまや地域の方々の日々の生活の中で起こりうる頭の怪我や手足の切り傷など外科的縫合処置を要するような場合も対応致しますので、お気軽にご相談ください。

頭などの怪我


小さなお子さまだけでなく、大人やご年配のかたの頭の怪我を診療します。創傷処置や縫合処置が必要な傷は頭に限らず、手や足の場合でも対応します。ご年配のかたが頭を軽くぶつけて1~2か月経った頃から様子がおかしくなる、歩きにくくなるといった場合が時にあります。
頭の中にじわじわと血がたまってきて脳を圧迫するために起こる症状の場合(慢性硬膜下血腫)です。診察と必要に応じてMRIで血腫がたまっていないかどうかを確認します。症状の程度が軽く、血腫量が多くなければ止血剤と漢方薬での治療を開始します。

脳神経外科で診療する主な病気

  • 脳梗塞(脳の血管がつまる病気)・頚動脈狭窄症
  • 脳出血(脳の血管が裂ける病気)・海綿状血管腫
  • 脳動脈瘤(脳血管にできたコブ)・くも膜下出血
  • もやもや病・脳動静脈奇形
  • 脳腫瘍(脳にできる良性-悪性のできもの)
  • 頭痛(片頭痛・肩こり頭痛・お天気頭痛など)
  • 顔面けいれん・三叉神経痛
  • てんかん
  • 頭の怪我・慢性硬膜下血腫など
  • 髄膜炎・脳炎
  • 認知症(脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症)
  • 水頭症
  • パーキンソン病などの神経変性疾患

内科

地域住民のみなさまが困った時にすぐに立ち寄って頂けるクリニックを目指しています。風邪や発熱、のどの痛み、鼻炎、便秘・下痢、手足の痛みや冷え、しびれ、腰痛など体の不調を感じたらいつでも気軽に相談に来てください。いわゆる生活習慣病と言われる高血圧症、糖尿病、高コレステロール血症、高尿酸血症などは心臓や脳の病気(脳梗塞、脳出血)に強く関係してきます。そういった慢性疾患の治療を行い、いつまでも元気に過ごせるよう一緒に取り組んでいきましょう。
頭痛やめまい、体のいたみやしびれ、もの忘れなど頭に関係する症状で心配な時は脳神経外科専門医として一番強みが発揮できる場面だと思います。
その他、夜寝つけない、途中で目が醒めて眠れないなど睡眠に関する悩みでお困りの場合などもぜひ相談に来てください。

高血圧・糖尿病・高脂血症など生活習慣病

みなさんの健康にとって一番大事なことは日々の食事だと考えています。味や彩りを楽しむだけでなく、食事をする時間そのものも楽しみたいものです。しかし、いまの社会では様々な理由で食べものに十分気を配れていないことも多いのではないでしょうか。長年の食生活のなかで塩分やあぶら分だけでなく、あまいものやアルコールの摂取が過ぎると高血圧や糖尿病・高脂血症といった生活習慣病のリスクが高くなってきます。そういった生活習慣病は血液検査や血圧の数値が高いだけでは本人の自覚症状もさほどないため、そのままになってしまう場合が見受けられます。

血圧が高いまま放置しておくと常に心臓や首、脳の血管壁に高い圧力がかかった状態が続くことになります。本来、血管壁は拍動するための柔軟性をもった構造をしています。しかし、高血圧が長年続くと、その高い圧力に血管壁が打ち勝つために弾力性が失われ硬くなってきます。これが動脈硬化につながります。また食生活の影響で糖尿病や高脂血症になると、血管の中を流れる血液がネバネバ・ドロドロした状態になってきます。これらの合わさった状態が続くと心臓や首の血管が狭くなったり、つまったりする病気(狭心症・心筋梗塞・頚動脈狭窄)を起こしやすくなります。

脳の血管の場合には動脈硬化で弾力性を失った血管が裂けたり(脳出血)、つまったり(脳梗塞)することにつながります。脳出血も脳梗塞も動脈硬化が原因で病気の根っこは同じなのです。脳血管の病気はそれまで自覚症状がなく、ふつうに過ごしてきたひとに急に起こることがほとんどです。長年の生活習慣病が原因となって病気の準備段階が進んできた結果、起こってしまうものです。生活習慣病にならない、あるいは改善していくためには、ふだんの食事をきちんとすることが一番大切だと思います。それと並行して必要な場合には高血圧や糖尿病・高脂血症の薬物治療もおこなっていくことで脳や心臓の血管を守り、血管の病気になりにくいからだにしていくことが重要です。

脳梗塞・脳出血の早期発見・治療・予防

脳の血管がつまる病気(脳梗塞)や脳の血管が裂ける病気(脳出血)は高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病がその発症に大きく関わってきます。ふだんの食事をきちんとした上で、必要に応じて生活習慣病の予防や治療を行うことが大切であり、脳梗塞や脳出血の予防につながります。脳梗塞や脳出血を患ってしまった場合の再発予防でも生活習慣病の管理が大切になります。とくに血圧管理が最も重要となります。自宅での血圧測定と血圧手帳への記録を続けて頂きながら、定期的な通院で一緒に健康管理を行います。症状や経過に合わせてMRIで脳と血管の状態を確認していきます。

頭痛・めまい・体の痛み・しびれ・もの忘れ・睡眠の悩み

頭痛は誰もが一度は経験する一般的な症状です。かぜを引いたとき、熱が出たとき、かだらの調子がわるいとき、疲れやストレスがたまったとき、肩こり、お酒の飲みすぎ、嫌なことがあった時など実にさまざまな場面で頭痛に遭遇します。頭痛には心配すべき頭痛と、心配のない頭痛があります。心配すべき頭痛の代表はくも膜下出血による頭痛です。突然、頭を金属バットで殴られたような激しい痛みを感じて吐き気を伴います。ひどい場合には意識を失ったり、命に係わるような状態となることもあります。あと、心配すべき頭痛には脳腫瘍(のうしゅよう)などによる慢性的な頭痛があります。これら心配すべき頭痛は脳神経外科医専門医による診察の上で、必要に応じてMRI検査を行うことで大丈夫なものなのかどうかの判断がつきます。しかし、日常生活の中で経験する頭痛の多くは脳の病気とはあまり関係のない、心配のない頭痛が多いのも事実です。心配のない頭痛とは言っても、痛みのせいで社会生活や仕事、人間関係にまで影響を及ぼしてしまうこともあります。本人だけでなく、周囲のひとにとっても相当つらいことがあります。さまざまな頭痛の原因となりうるところまで一緒に考えながら診させて頂きます。つらい頭痛が少しでも楽になる方法を探しながら、診断と治療を進めていきます。

めまいも多くのひとが経験する症状のひとつです。めまいの原因も必ず脳にあるというわけではありません。耳鳴りや難聴など耳の症状を伴うのか、肩こりや首の症状を合併していないかなど詳しく診察することで原因が絞り込めます。症状から脳梗塞や脳血流の異常が疑われる場合には、MRIで脳や血管の状態を詳しく調べます。診察の結果、原因と症状に合わせた生活指導や薬物治療を行います。

体の痛み・しびれは本人にしかわからない自覚症状です。痛みやしびれの起こる部位や経過から原因を考えます。脳神経や脊髄神経に関係する症状であれば、神経学的な診察とMRIによる原因検索で診断を進めます。痛みやしびれの診断では原因がはっきりしないことも時にあります。そういった場合には本人が自覚する痛みやしびれ以外の症状にも目を向けて、生活指導、運動指導、薬物治療を組み合わせていきます。つらい痛みやしびれが少しでも和らぐよう一緒に取り組んでいきます。

もの忘れに関してはアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、レビー小体型認知症などの分類はされていますが、実際の患者さんでは単純にひとつの型に分類できないものもあり、いろいろな原因が共存している例もわかってきています。軽度認知障害(MCI)や、もの忘れの初期段階から症状と時間経過を診させて頂くことで治療介入が必要なタイミングを遅らせることなく対応していきます。薬物治療だけではなく、地域の中でいかにそのひとらしく過ごしていけるのかを一緒に考えていきます。

睡眠の悩みにもいろいろあると思います。入眠障害や中途覚醒、熟眠障害といった医学的な分類だけでなく、そのひとがなぜ睡眠の悩みを抱えているのかといったところから探っていきます。入眠導入剤などのいわゆる睡眠薬もうまく活用しながら、生活指導も含めて原因となる問題を一緒に解決していきます。

禁煙外来

健康保険等を使った禁煙治療を行います。禁煙治療は12週間が基本で、その間に5回の診察を受けて頂きます。
通院期間中に喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェック、禁煙指導、禁煙補助薬の効果確認、副作用への対応を行います。一人では難しい禁煙をクリニックで一緒に達成しましょう。


禁煙外来で使用する禁煙補助剤について

「読谷紅いもクリニック」で行う保険診療での禁煙治療は2022年6月から供給が再開された経皮吸収ニコチン製剤であるニコチネルTTSを使用します。
禁煙外来をご希望される患者様には、ニコチン依存度チェックリストによる評価と禁煙指導を行なった上で、禁煙補助薬による禁煙治療を行います。 内服の禁煙補助剤であるチャンピックス錠に関しましては、供給再開時期が分かり次第、ホームページでお知らせ致します。

「読谷紅いもクリニック」の施設内と建物周囲は全面禁煙です。ご協力をお願い致します。

漢方内科

「読谷紅いもクリニック」では保険適用漢方エキス剤を使用した漢方薬治療にも積極的に取り組んでいます。大人、子供に関わらず、お困りの症状でどこに行けばいいか分からない場合、あちこち受診しても異常がないと言われて悩んでいる場合、困っている症状に漢方薬での治療を希望する場合など、よろしければ一度相談に来てみてください。例えば、子供の夜泣きや夜尿症に効く西洋薬は見つかりにくいものですが、漢方薬だと選択できる薬がいくつもあります。老若男女問わず、ご婦人の冷え症やむくみ、女性特有の症状、不眠症やうつうつ気分なども含めてしっかり診させて頂きます。お困りの症状に合わせた対処方法(生活指導、運動指導、西洋薬や保険適用漢方エキス剤の組み合わせなど)を一緒に考えさせていただきます。また、漢方薬は粉薬で飲みにくい・苦手、といった方もいらっしゃると思います。錠剤で処方できる保険適用漢方薬もありますので、お気軽にご相談ください。

こんな症状でお困りの方は
ご相談ください

  • かぜ・インフルエンザ
  • 全身の疲れ・だるさ
  • 頭痛・片頭痛
  • 三叉神経痛・肋間神経痛・坐骨神経痛などからだの痛み
  • むち打ち症
  • 慢性腰痛
  • こむら返り
  • 耳・鼻・口・のどの症状 (耳鳴り・めまい・ちくのう・口内炎・咳・たん・のどの違和感)
  • お腹の症状 (胸やけ・食欲低下・しゃっくり・慢性便秘・下痢・痔)
  • アレルギー (アレルギー性鼻炎・花粉症・気管支喘息)
  • 皮膚の悩み (湿疹・アトピー性皮膚炎・乾燥・かゆみ・手荒れ・にきび・しみ・いぼ)
  • 女性の悩み (のぼせ・ほてり・イライラ・冷え症・むくみ・更年期障害・生理痛・生理不順)
  • 腎臓・泌尿器系の症状 (トイレが近い・繰り返す膀胱炎・尿管結石)
  • 幼児・子供の症状 (虚弱体質・おねしょ・夜泣きなど)

痛みの漢方薬治療

片頭痛やお天気頭痛、その他の慢性頭痛や顔面の痛み、三叉神経痛や抜歯後遷延痛、いわゆる五十肩などの肩関節から上肢の痛み、慢性腰痛、膝関節痛や坐骨神経痛など下肢のしびれや痛み、生理痛など体のあちこちの痛みを治療します。生活指導、運動指導、西洋薬と保険適用漢方エキス剤を組み合わせてつらい痛みが少しでも和らぐよう一緒に取り組みます。

脳ドック

脳ドックは車で言うところの定期点検のようなものです。
MRIは磁場を発生させて体のいろいろな場所を細かく調べることができる装置です。レントゲンやCTと違って放射線は使用していません。MRIで脳の断層撮影を行い、脳血管の病気(脳梗塞や脳出血)の心配がないか、脳腫瘍といった病気がないかなどを調べます。
MRAは血管を写す検査で首から上の動脈を全部調べます。将来、くも膜下出血の原因になり得る脳動脈瘤がないか、動脈硬化のひとつの指標である頚部内頚動脈に狭い所がないかなどを詳しく調べます。
生活習慣病の治療と併行して脳の定期点検を行っておけば、普段の安心度も増すと思われます。
またもの忘れ(認知症)の検査として上記検査に加えて認知機能検査、MRIでの脳萎縮度判定検査(VSRAD)を行い、アルツハイマー型認知症などの評価を行うオプションも設定しております。ご自身が気になる、知りたい検査項目から組み合わせた脳ドックメニュー設定が可能となっております。

脳ドックでチェックする主な病気

  • 無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)
  • 脳動脈硬化症・頚部内頚動脈狭窄症
  • 脳微小出血(かくれ脳出血)
  • 脳動脈瘤(脳血管にできたコブ・くも膜下出血の原因となる)
  • もやもや病・脳動静脈奇形
  • 脳腫瘍(脳のできもの)
  • 脳萎縮・正常圧水頭症
  • 脳血管性認知症(脳深部白質病変)
  • 軽度認知障害(MCI)・アルツハイマー型認知症
脳ドックA・シンプル ¥30,800(税込)
  • 脳MRI
  • 脳血管と頚部血管MRA
脳ドックB・メディカル ¥39,600(税込)
  • 問診、診察、身体計測(身長・体重・腹囲・BMI)
  • 採血、検尿
  • 脳MRI
  • 脳血管と頚部血管MRA

脳ドック追加オプション

もの忘れ(認知症)チェック ¥3,300(税込)
  • 軽度認知障害チェック(のうKNOW)
  • 認知機能検査(長谷川式もの忘れスケール)
  • 脳萎縮度検査(VSRAD)
オンライン面談による
結果説明と生活指導
¥3,300(税込)

脳ドックや血液検査の結果すべてをスマートフォンやタブレットを使ったオンラインで説明させていただきます。
クリニックに出向くことなく、自宅などで脳MRIと頭頚部MRA、血液検査結果を一緒にみながら脳神経外科専門医が画面を通して説明を加えます。疑問点や質問にも答えながら必要な生活指導を行います。ご希望に合わせて、クリニックに来ていただいての結果説明・生活指導も選択可能となっております。
(お申し込み時に説明の日程を調整します)

  • 脳ドックは予約制です。お電話またはクリニック受付でお申し込みください。
  • ホームページ下段のWEB問診あるいはCLINICSオンライン診療からの予約も可能です。
  • 診療時間内に優先して検査・診察します。
  • 心臓ペースメーカーなど体内に金属類が入っている方では、MRIが発生させる磁場が精密機械に影響を与えるため検査できない場合があります。

脳神経セカンドオピニオン外来(完全予約制)

脳ドックで病気が見つかった場合や何か気になる症状があって詳しく調べた結果、脳や神経に何らかの異常が見つかった場合でかかりつけ主治医以外の専門家からも意見を聞きたい時に利用して頂きます。同じ診断結果でも病気や治療に対する考え方は脳神経外科専門医の間でも微妙に変わってくることはあり得ます。
病気についてしっかり理解するために、患者さん・家族と一緒になって疑問点をすべて明らかにしていきます。 その上で本人と家族が十分に納得できるよう十分な時間をかけて説明を受けて頂き、治療方針を共有した上で病気に向かい合っていく姿が望ましいはずです。 十分な説明がないまま、必要以上に病気を怖れたりすることがあってはなりません。
手術を要する脳神経外科疾患もありますが、経過観察でいい場合や、見つかった病気に関わる危険因子を管理しながら定期的に観察していくことで問題のない場合もあります。 ご自身はもとより
家族が納得できるまで中立の立場で脳神経外科専門医として丁寧に説明致します。

必要なもの かかりつけ主治医からの診療情報提供書と検査画像データ(CDやDVDなど)
保険適用外 セカンドオピニオン外来は自由診療になります。 健康保険は使えませんので、全額自費になります。
料金 ¥24,200(税込) / 40分間
予約方法 事前に電話でセカンドオピニオン希望とお伝えください。受付でご希望の日程を調整させて頂きます。ホームページ下段のWEB問診あるいはCLINICSオンライン診療からの予約も可能です。

特定健診

40歳以上のかたを対象とした特定健診だけでなく、75歳以上の長寿健診、40歳未満(生活保護受給者を含む)の一般健診もおこなっております。
お電話またはクリニック受付でお申し込みください。

大腸がん検診

便潜血検査(2回法)で大腸がんの疑いの高い方をふるい分けます。
事前に検査容器のお渡しがありますので、お電話またはクリニック受付でお申し込みください。


読谷村大腸がん検診
(料金 ¥500税込)

以下の方は無料となります

  • (1)70歳以上
  • (2)村県民税非課税世帯
  • (3)生活保護受給者


個人での大腸がん検診(自費診療)
(料金 ¥1,980税込)

個人で大腸がん検診をお申し込みされる場合は自費での検診となります。ご了承ください。

予防接種

予防接種には公費負担で受けられる定期予防接種と、個人の意志で受ける任意予防接種があります。「読谷紅いもクリニック」で取り扱いを行う予防接種は次の通りです。


■定期予防接種(公費)

  • ・肺炎球菌(23価)
  • ・B型肝炎

■小児の定期予防接種(公費)

  • ・肺炎球菌(13価・15価)
  • ・BCG(結核)
  • ・インフルエンザ菌b型(ヒブ)
  • ・水痘(水ぼうそう)
  • ・麻しん風しん混合(MR)
  • ・日本脳炎
  • ・二種混合(ジフテリア・破傷風)
  • ・四種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ)
  • ・五種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ・ヒブ)
  • ・B型肝炎
  • ・ロタウイルス

■任意予防接種(自費あるいは一部に公費負担あり)

  • ・インフルエンザ
    •  - 3-12歳の方(2回分): ¥8,800(税込)
    •  - 65歳未満の方(1回分): ¥4,400(税込)
    •  - 65歳以上の方(1回分): ¥1,000(税込)
    •   (読谷村・嘉手納町・北谷町・中城村・西原町・うるま市・宜野湾市)
    •  - 65歳以上の方(1回分): 無料(沖縄市・北中城村)
        *恩納村1-15歳の方(1-12歳2回接種、13-15歳1回接種):無料

  • ・肺炎球菌(13価): ¥13,200(税込)*小児以外
  • ・帯状疱疹: ¥27,500(税込)
  • ・麻しん(はしか): ¥8,800(税込)
  • ・風しん: ¥8,800(税込)
  • ・おたふくかぜ(ムンプス): ¥8,800(税込)
     *1歳児:無料(読谷村・北谷町・中城村・北中城村・うるま市・沖縄市・宜野湾市)
     *1歳-小学校入学前:無料(嘉手納町)
  • ・破傷風: ¥4,400(税込)

■任意渡航ワクチン(自費)

  • ・A型肝炎: ¥11,000(税込)
  • ・狂犬病: ¥19,800(税込)
  • ・髄膜炎菌: ¥33,000(税込)

予防接種をご希望の方は、電話でクリニックにお申し込みください。ワクチン納入時期を確かめた上で接種日時をお伝えします。お申込み後の体調やご都合による接種日時変更は問題ありませんので、連絡をください。接種自体のキャンセルはできかねますので、ご理解・ご協力よろしくお願い申し上げます。


予防接種を受けるときに持参していただくもの

  • ・予診票
  • ・保険証
  • ・母子手帳・障害者手帳・生活保護受給証明書をお持ちの方は持参してください

スポーツMRI

読谷村はこれまでもプロ野球やサッカー、ラグビーなど多くの各種スポーツチームのキャンプ地として選ばれてきました。コンタクトスポーツに限らず、各スポーツ選手が練習中の怪我や体の不調で痛みや違和感を感じることがあり得ると思います。
チームドクターの診察と選手の症状からMRIでの精密検査が必要だと判断する場合などには「読谷紅いもクリニック」でMRI検査が可能です。
頭部MRIだけでなく、脊髄や体幹部用コイル、肩や肘・膝など手足の関節に対応したフレックスコイルも常備しており、四肢・体幹部MRI検査に対応しています。練習復帰の可否や休息の判断を要する場合には連携する放射線科医による迅速読影結果を合わせて提供できる体制を整えています。これまで需要はありながらも読谷村では検査のできなかったMRIを新規導入致しましたので、各種スポーツ競技団体様の要望に応じて活用して頂ければ幸いです。

スポーツMRI(自費診療)
料金 ¥39,600(税込、迅速読影料込) / 撮影のみ ¥31,900(税込)

将来の疾患リスク検査(自費診療)

将来、各種疾患を発症するリスクがどの程度あるかを血液検査で知ることができます(以下、CRC・NKmedicoパンフレットより転載)

MCI(軽度認知障害)のリスク判定

MCIスクリーニング検査
¥24,750(税込)

MCIスクリーニング検査では、アルツハイマー型認知症の原因である「アミロイドβペプチド」を排除する機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べます。これにより、アルツハイマー型認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)のリスクを判定します。
MCIの状態が約5年ほど継続すると半数以上の人が認知症に移行すると言われています。一方、MCIの段階で適切な対策や治療を行うことで、認知症への移行を食い止めることもできます。

遺伝子解析による認知症のリスク検査

APOE遺伝子検査
¥21,450(税込)

APOE遺伝子検査は、アルツハイマー型認知症発症への関係が示唆されている遺伝子「ε4(イプシロン4)」を持っているかどうかを調べる血液検査で、先天的リスクを判定します。アミロイドβペプチドの蓄積や凝集に関わる物質の1つが、アポリポタンパク質Eです。それを司るAPOE遺伝子には、主にε2、ε3、ε4の3種類があり、2つ1組で遺伝子型を構成しています。ε4を全く持たない遺伝子型に対して、ε4を1つ以上持っている遺伝子型は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高いと言われています。

将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症を
評価する新バイオマーカー

LOX-index
¥16,500(税込)

LOX-indexは、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。 近年、国立循環器病研究センターでの研究によって、変性LDLがLOX-1という受容体を介して血管に侵入し、血管内皮に障害を引き起こすというメカニズムが解明され、動脈硬化の発生・進展を早期の段階から捉えることが可能となりました。 未病の段階からリスクを予測し、生活習慣改善の意識づけができます。

美白・美肌注射・にんにく注射(自費診療)

疲労回復・お肌の調子を整える「美白・美肌注射」と疲労回復を促す「にんにく注射」になります。
疲労回復や美白に効果のあるビタミンCに肌のメラニン産生抑制・皮膚の老化や肌荒れを防ぎ、潤いを与えてくれるトラネキサム酸の美肌効果を加えた「美白・美肌注射」でお肌の調子を整えてみませんか。また、にんにく(ビタミンB1)は疲労物質の乳酸を代謝することによって、糖エネルギーの産生促進、疲労回復に働きます。夏バテや慢性疲労、無理し過ぎて疲れた時に「にんにく注射」を打って元気を取り戻してみませんか。いずれも自費診療となります点をご了承の上、クリニック受付やお電話でお申し込みください。


各注射メニューは以下の通りです。
お体の調子によってお選びください。

  • 「美白・美肌注射」(ビタミンC+トラネキサム酸):¥1,980(税込)
  • 「にんにく注射」(ビタミンB1):¥1,650(税込)
  • 「美白・美肌・にんにく注射」(ビタミンC+トラネキサム酸+ビタミンB1):¥2,200(税込)

*「にんにく注射」では独特なにおいをからだの中から感じることがあります。

美肌・美白内服セット(自費診療)

忙しくて「美白・美肌注射」を打つ時間がない、注射は苦手、ふだんから飲みぐすりも使っておきたい、といった方に「美肌・美白内服セット」(ビタミンC+トラネキサム酸+L-システイン+ヨクイニン)をご用意しました。
いつもの食事ではビタミン類を十分に摂取できていない方、生活が不規則で肌荒れ・ニキビ・湿疹が気になる方にお勧めです。
肝斑・そばかす・シミ・くすみが気になる方も「美肌・美白内服セット」でお肌の調子を整えてみませんか。
自費診療となります点をご了承の上、クリニック受付やお電話でお申し込みください。


  • 「美肌・美白内服セット」 2週間分:¥5,500(税込)
  • 「美肌・美白内服セット」 4週間分:¥9,900(税込)

次のような方は美肌・美白内服セットを服用する前に必ず医師に伝えてください

  • 以前に薬を使用して、かゆみ・発疹などのアレルギー症状が出たことがある
  • 血栓症(脳梗塞、心筋梗塞、静脈血栓症など)の既往がある
  • 血液疾患や腎臓疾患がある
  • 低用量ピルを服用している、妊娠または授乳中
  • 他の薬を服用している(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もあります)

にんにく・疲労回復内服セット(自費診療)

リピーターの多い「にんにく注射」で使用しているビタミンB1(アリナミンF)の内服薬に加えて、弱った胃腸機能を正常化し体力や元気・免疫力を改善してくれる漢方薬(補中益気湯)を飲みやすい錠剤セットにしてご準備しました。 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は朝鮮人参(にんじん)と黄耆(おうぎ)を含む参耆剤(じんぎざい)と呼ばれる補剤のなかでも一番よく使われる処方です。疲労倦怠を感じたり、食欲が落ちた時にからだの元気を補う漢方薬です。いつもは元気な方が少し無理をして疲れてしまった時の疲労回復にもってこいです。特別疲れた感じがなくても、ふだんから「にんにく・疲労回復内服セット」の服用を続けることで免疫力もアップし風邪を引きにくくなる効果も期待できます。自費診療となります点をご了承の上、クリニック受付やお電話でお申し込みください。お体の調子によって必要な日数をお選びください。


  • 「にんにく・疲労回復内服セット」 2週間分:4,400円(税込)
  • 「にんにく・疲労回復内服セット」 4週間分:7,700円(税込)

次のような方はにんにく・疲労回復内服セットを服用する前に必ず医師に伝えてください

  • 以前に薬を使用して、かゆみ・発疹などのアレルギー症状が出たことがある
  • 他の薬を服用している(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もあります)